オレオはかかりつけ動物病院の供血ドナーに登録しています。
ひじきもドナー登録したかったのですが、ひじきはたまに便に血が混じることがあり、腸が弱いのかも、ということでドナーにはなれませんでした。
もう先月のことになりますが、オレオに初の出動要請がかかりました。わお、オレオ選手、お勤めだよ!
|
「え、なに?」 |
リビングでふがふが気持よく寝ているオレひじ、別の部屋に置いてあるキャリーバッグを用意している音だけで何かを察しました。逃げようとするオレオを捕獲、キャリーバッグに放り込んで動物病院へ。
動物病院ではいつものとおり、キャリーバッグから出てきません。無理やり引っ張り出し、いざ診察台の上へ。体重が前回の健康診断のときより20g増えていました。動物病院で体重を測られるたび、ずっと自身の最高体重を記録し続けるオレぞうさん。さすがになんとかしないとなあ。
採血に時間がかかるとのことで、獣医さんと看護師さんにオレオを預けて人間はいったん帰宅。
さぞかし、ひじきが心配しているだろうと思ったら、いつもと全く変わりなし。クッションでくつろぎ、人のお膝に乗ってくつろぎ、そろそろごはんが欲しいなあと催促するありさま。
お前さん、兄ちゃんがいないことに何か疑問を感じないのかい?
ちょっと家の中をうろうろしてオレオを探している気配はあったものの、基本的には薄情なひじきでした。
|
「あれ、ひょっとして兄ちゃんがいない? ま、いっか」 |
さて、獣医さんから迎えに来てくださいコールで再び病院へ。
すでにキャリーバッグにおさまっていたオレオは、わたしたちの顔を見て「にゃあん」と可愛い声で鳴きました。ごめんごめん、いきなり知らないところに置いて行かれて怖かったよね。
血液検査の結果、概ね問題はないが総タンパクの値がやや高め、とのことでした。飲水量が足りていないかも、と。
オレオもひじきも歯磨きコップなどからでも水を飲もうとするので、水が足りていないとは思っていませんでしたが、ちょっと反省です。
|
「ひどい目にあった」 |
うちへ帰るまでオレオは可愛く「にゃあん」と鳴いていました。家に入ったとたん、キャリーバッグの中で出せ出せと暴れ、放流するといつもより低い姿勢で家の中をうろうろ。キャリーバッグに怯えたひじきがまたしてもカーテンの影に隠れてしまい、「兄ちゃんが心配じゃなかったのか」と。
ひじきだけ動物病院に連れて行ったときは、オレオは玄関先で不安気に待っていたのになー。
|
「はあ、やれやれ」 |
採血後、体調を崩したりしないかと心配しましたが、オレオはむしろ採血前よりも元気な感じで。
血を抜いて、点滴してもらったのが適度に良かったのでしょうか。。。瀉血か?