2010年11月27日土曜日

冬支度

先日のCCHの譲渡会にお邪魔してまいりました。カレンダーを買いあさるわたしたち。業者のようでした。


 
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譲渡会は盛況で、わたしたちが行った14時過ぎにはもう里親さんが決まっている子達もいました。みんな早く温かい家庭に引き取られるといいね、とお話しながらケージを覗きまわりました。誰もこれもかわいいー。そして、いまさらながら「オレオとひじき、でかい……」。子猫が小さいの当然として、二歳の成猫よりもうちの子たち、でかいよ? 体が大きくて相対的に頭が小さく見えるよ?
カレンダー、親戚や友人への配布はこれからです。みなさま、ぜひ家の目立つ場所に飾ってください。ご希望の方は、お近くのぐりふぉんんまたはみねるばまで。


さて、先日こたつ布団を新調しました。
寒くなってきたからいいかとこたつを設置したところ、さっそくオレオもひじきも興味津々。こたつにもぐりこんで、非常に満足げです。
 
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翌日、お休みの日なのに、二にゃんともこたつにもぐりっぱなしで非常に寂しかったです。「にゃんこがぜんぜん遊んでくれないー」と嘆いていたら、さすがに飽きたのか三日後くらいからこたつからでてくるようになりました。ひじきは人がいるときはこたつから出ている時間が多いですが、オレオは「もうここオレの家」とばかりに居座っています。
まだこたつの電源は入れていないのですが、にゃんこの熱でこたつの中はぽかぽかです。ヒーターの変わりに猫を熱源とした「ねこたつ」はいかがでしょう。電気代ゼロ、とってもエコ。空気も乾燥しません。かかるのは餌代だけ! だめだ、餌代のほうが高くつく。。。

2010年11月21日日曜日

秋の怪談

* オレオ
 正直、あんまり話したくないんだけれど、どうしても聞きたい? いいけど、あとでどうなってもしらないからな。
 オレがあれに会ったのは土曜日の朝早くのことだ。朝飯係はまだ寝ていて、夕飯係は起きてたみたいだけれど部屋に閉じこもっていたな。オレは起きて、いつものパトロールに出ようとした。ほら、うちには頼りない連中しかいないから普段からオレが侵入者や不審物がないかを見張らないといけないんだ。
 リビングで軽い準備体操(前足のばし、後ろ足のばし)をやってからオレたちの部屋へ行った。今思えばあんとき、もうリビングで変な音は聞こえていたんだよな。大したことないだろうと思って無視しちまった。それが余計に悪かったかもしれない。
 部屋に行って水を飲んだ。トイレの点検をして匂いつけをし、爪研ぎで爪を研ぎあげて、廊下へ出ようとしたらそいつが飛び込んできたんだ。
 とにかくすごいスピードで、やつは暴れ回った。一見、オレたちの仲間かと思ったが、そうじゃなかった。
 考えられるか? やつの足のあるべき場所に足はなくて、白くぼやっとした影だけだったんだ。

* みねるば
 朝六時半くらいでしたか、ものすごい大きな音と揺れを感じた気がして目を覚ましました。最初は地震が起きたのかと思ったくらいです。まあ、寝ぼけていたので。
 ただ猫が走っていっただけにしては、えらく激しい。おまけに猫の走る音はしないのに、まだえらく大きな音がする。なんだこりゃと思っていると(寝起きで布団から出られない)、ぐりふぉんがキッチンにいって「ああ、コーヒーミルが倒れて動いている」と。それで、猫が家の中を走り回っていって、キッチンのコーヒーミルを倒して動かしちゃったとわかりました。
 さっきの地震のような物音も猫二匹がどだだだと走り抜けていった音でした。

* ぐりふぉん
 部屋のドアを閉めていたらリビングから猫の走る音が聞こえてきて、ああ朝の運動会かと思っていたら(みねるば注:オレオとひじきは毎朝、食事の前の軽い運動とばかりに、家の中をおっかけっこしてます)、なんだか様子がおかしい。終いにはががががと派手な音がしてきました。キッチンでコーヒーミルが倒れてスイッチが入っていたのはみねるばの言っていたとおりです。
 さて、この騒ぎを引き起こした当の猫の姿が見当たらない。探すとオレオはリビングのカーテンの影に隠れていました。コーヒーミルの音がよほど怖かったようです。ひじきの姿はリビングにはなく、猫部屋に行くと、腰高窓の出っ張り部分に座り込んでいました。なんだか様子がおかしい。抱き上げようとすると柱にしがみついて抵抗します。だだっ子みたいです。
 よく見ると、ひじきのお腹にビニール袋がまとわりついていました。

* みねるば
 ぐりふぉんがリビングに連れ帰ってきたひじきは観念したようにおとなしく、お腹にはスーパーのビニール袋の持ち手がはまっています。あまりにきっちりはまっているので、こりゃ抜くのは難しいと判断してハサミで袋を切りました。
 おそらく、ビニール袋にじゃれて遊んでいるうちに持ち手に頭がはまってしまい、抜こうと暴れているうちに肩を通って、お腹までいってつっかえてしまったのでしょう。頭が通るのにお腹がつっかえるだなんて……。いえいえ、なんでもありません。
 やたら大騒ぎの運動会も、袋が取れなくてパニックになったひじきが起こしていたみたいです。

* ひじき
 もー、びっくりした。ガサガサで遊んでいたら、なんか変なことになっちゃって、ボク、ガサガサに気に入られちゃった。体から取ろうとしても全く取れない。走ってもついてくる。ガサガサがあると走りにくくて、お腹もなんだか締め付けられるし、こまったから兄ちゃんのところに行って「助けてー」って言ったら、兄ちゃんはぴょこんってとびはねて逃げ出しちゃった。「おまえ誰だ!」って、「ボクだよー」って言っても兄ちゃん、ぜんぜん聞いてくれない。台所に入って、兄ちゃんを追いかけているうちにこんどはガガガガが音をたてだすし、ねぼすけのみねるばは「地震?」とか言ってるし。兄ちゃんが相手にしてくれないから、ボク、部屋で途方に暮れてたんだ。もう、このガサガサずっっと取れないかと思った。ああ、朝から疲れた。

* オレオ
 まったく恐ろしいことだったぜ。お化けなんて信じたくはないが、この目で見てしまうと本当に恐ろしい。
 ニンゲンたちや弟はのんきなもんだから、オレはパトロールを強化した。不審者や、怪現象の痕跡はないかと、あちこちの匂いを嗅いでまわった。クローゼットや押し入れのチェックも欠かさない。どこに隠れているかわからないからな。あまりの激務で土曜日は食事もまともにのどを通らなかった。食事中であっても、背後の警戒は怠らない。いつまたあいつが襲ってくるからわからないからな。
 いいか、これはオレからの忠告だ。お化けみたいなものに遭遇した場合は、逃げろ。未知の存在に何をされるかわからない。逃げることが勇気の場合もあるんだ。




というわけで、昨日は朝から大騒ぎでした。ひじき救出後、わたしは即寝てしまいましたが、オレオはカーテン裏にて固まっていました。ひじきが近寄っても怖がり、ごはんもまともに食べようとしないので「食いしん坊のオレオにいったいどんなショックが!」と。意外にジャイアンはホラーに弱いようです。

妖怪なめ猫
 
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2010年11月15日月曜日

2011年カレンダーはこれで決まり

姉さん、事件です。
と、懐かしい台詞で始めてみましたが事件です。
nekonokoさん作成の2011年カレンダーに、オレオとひじきの写真を採用していただけました。わー、ぱちぱちぱち。
カレンダーの内容についてはnekonoko日記さんをご覧ください。キャットケアサポート nekonoko管理人のtittiさんのブログです。
オレオとひじきは「nekonoko 幸せになったニャンコたち」カレンダーの三月に載せていただいています。わー、オレオでかっ。他の幸せなにゃんこと比べるとオレオのでかさっぷりが際だっているような。ちょっと恥ずかしい。。。
卓上CDサイズカレンダーです。さあ、来年のあなたの卓上を飾るカレンダーはもうこれで決まりですね。ご購入希望の方は、キャットケアハウスさんに行かれるか、通信販売でお申し込みください。
またはお近くのぐりふぉんかみねるばに声をおかけくださいませ。うちの子のかわいさを布教するため(←猫バカ)にまとめ買いしてこようかと思っています。もちろんcat care houseカレンダーのほうも購入します。こちらは壁掛けカレンダーなので自宅用ですね。こっちも、よだれでそうなほど可愛いです。ビオくん、ミンちゃん、ニョッキ、ペンネ、ドリーム・ジャンボ・タカラ・クジきょうだい、これはチカちゃんかな? あれ、ラブちゃんも?
お歳暮やクリスマスプレゼント、お年賀にもぜひ、こちらのカレンダーを。
キャットケアハウスさんでのご購入は来週11/21のにゃんこの譲渡会」から可能になるそうです。譲渡会で家族を待っているにゃんこたちに会いに行くついでに、カレンダーをお求めになるなんていかがでしょう? 来週、久しぶりに譲渡会にお邪魔しようかしら。フードも買いたいしなあ。
譲渡会といえば、毎日曜日に開催されていた「子猫のプチ譲渡会」、参加子猫数の増加によりプチがとれて「子猫の譲渡会」と名称変更されたそうです。たまたま21日は都合がつかなくて行けない、という方も、他の日曜日でもうたまらなくかーわいーい子猫に会えますよ。

あー、カレンダーが楽しみ。2010年12月はサンタトナカイコスプレシャム店長だから、もう来月から飾らなくちゃ!

真夏以外はほぼべったりくっつく季節感の薄いオレヒジ
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2010年11月12日金曜日

「11.03」

 後にその日は「11.03」と呼ばれるようになった。「11.03」と言えば誰でもああ、あの事件の日か、と思い出すような歴史上の日付だ。もちろんボクたちはそんな日になるなんて、まったく思っていなかったし、誰も予想なんてできなかっただろう。たとえば、ものすごくよくあたる占い師が「危険だから」と言ったって、誰も耳を貸さなかったに違いない。
 もしここにタイムマシンがあって使うことができるなら、11月3日に戻ってボク自身に伝えたい。今日はあそこに近寄ってはいけない。本当に危険だから。
 いつもどおり、ボクたちは走り回っていた。ボクと兄ちゃんの動きを止められる大人なんていやしない。ボクたちは自分の縄張り(シマ)の点検を兼ねて鬼ごっこをしていた。例の天まで届くタワーもボクたちの大事な縄張りだった。バベルの塔ではないけれど、天まで届くようにそびえ立つタワーだ。
 事件はボクたちがタワーのてっぺんに上がったときに起きた。
 突然、足元がゆらいだ。何が起きたのかわからなかった。みりみりと何か固いものが裂ける音がして、ボクと兄ちゃんの乗っていたタワーが突然真っ二つに折れた。

折れたタワー
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折れたタワーの残った方
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 かつて神様は天までそびえ立つバベルの塔を建てようとした人間に怒り、塔を崩壊させたという。ボクらのタワーも神の怒りにふれて崩壊したのだろうか。
 事件を下から見ていた人はこう言っていた。「もともとあの日、タワーは少し傾いていた。オレオとひじきがなんども上り下りを繰り返し、次第に傾きがひどくなっていたようだ。ひじきを追いかけてオレオが駆け上がったのが引き金になったのだろう。スローモーションで見るようにタワーは真ん中で折れて、地上に落下した」
 とにかく、天井に突っ張っていたボクらのキャットタワーは、パイプのジョイント部で折れて崩壊した。それ以来、タワーはグラウンド・ゼロと呼ばれるようになって……ない。

現場検分中
 
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というわけで、11/03にキャットタワーが崩壊しました。オレオとひじきはえらいスピードでタワーに突っ込んでいくので、そのたびにキャットタワーの位置がずれたり、つっぱりがゆるんだりしていたみたいです。乗っていた猫たちもびっくりでしたが、下にいた人間もびっくりしました。あ、傾いた、やばいと思った次の瞬間にはどんがらがっしゃん。
パイプ部分は同じパーツが使われているので今はとりあえず、天井まで突っ張っていない方のパイプをつかって天井つっぱりを復活させています。でも、またいつ壊れることやら。。。

タワーを崩壊させたテロリスト(目つきが悪いのは仕様です)
 
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2010年11月7日日曜日

ただいま営業中

猫がいたら誰でも一度はやってみるであろういたずら。


呑気に寝ているように見えるだろうが営業中だ。誰かかっこいいオレを拾ってくれ。ていうか拾え(命令?)
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いまなら特典として、弟もついてくるぜ。……重い。
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オレオとひじきが寒くないかと、猫ベッド的なものを置いたり(廃品利用の手製なので猫ベッドというにはあまりにもおそまつ)、段ボールを置いたりしていますが、結局人間用のビーズクッションで折り重なって寝ている時間が一番長いようです。
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2010年11月2日火曜日

うちの子たち

 クリーニングバッグに入るひじきと、上からのぞくオレオ
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最近変則的な文章ネタ猫ブログになっていたのでたまには普通の猫ブログです。
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オレオのつっこみはさておき、寒くなってきたせいか、オレひじの動きが活発になってきました。真夏の暑い間はフローリングででろんと寝ていることが多かった彼らも、やっとこ動きやすい気温になってきて家中をとととととっ、だだだだだっと駆け巡っています。もちろん、前者がひじき、後者がオレオの足音です。
一回鬼ごっこが始まるとさあ大変です。リビングから猫部屋のケージの上まで駆けていき、戻ってきたかと思ったらキャットタワーのてっぺんまで、またはこたつの上を駆け抜けて液晶テレビの上へ。たまに途中で曲がって台所に入り、冷蔵庫の上や、換気扇フードの上に飛び乗ります。どうして君らはそういうところに登るかな。
昨晩は人が寝ようとしたら二匹の追いかけっこスイッチが入ってしまったようで、家中をしばらく駆けずり回っていました。寝ている体を踏まれるのはいいのですが、顔のすぐ横を猫が走り抜けていくのはスリルです。
日ごろの運動が足りてないのかなあ。昼間は人がいないから寝てばかりですんで。
そんなオレオとひじき、我が家にやってきてきっかり半年です。もうすっかりうちの子、家族の一員です。
……家族だから、足の上で寝られても寝返りがうてなくて苦しい思いをしようとも、耐えられます。ええ、耐えられます。

 お布団大好き
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